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■催眠術について
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 また、井手先生は催眠術についても「催眠術をマスターすることは誰にでも出来ますよ」と語る。ただし、催眠の技術の本質と暗示が人の心(脳機能)にどのように作用するかの理論を確実に学んでいなければ、応用や展開はできないともいう。
 「催眠とは人間の脳に働きかけ、脳機能を上手く操ることです。特に、大脳辺縁系と呼ばれる古い脳の部分や右脳に働きかけます。後頭部の視覚野も刺激してイメージを視覚化させ、集中力を高めながら、普段使っていない右脳の機能を活性化させます」(井手先生)。
 井手先生は多くのテレビ番組に出演し、催眠術を披露している。その放映を見たことのある人も多いだろう。「催眠のプロとしてTVで演じるとき、失敗は許されません。私の場合はすべて真剣勝負。収録前に催眠の条件付け(予備催眠=前もって催眠に慣らしておいてすぐに催眠に入りやすくする)もしません。ヤラセや事前の打ち合わせで出演者やスタッフに協力してもらうようなことは決してありません」(井手先生)。それだけに、相手の催眠感受性(催眠にかかりやすさ)をしっかり見極め、出演者個人に可能な範疇で、最適な催眠誘導を行うので失敗することはないそうだ。
 あまりにも手際よく、しかも瞬間的に催眠をかけると、見ている人には本当かな?と疑われてしまうという欠点もある。「腕を振るえば振るうほど疑われる因果な話ですよ」と先生は笑う。
 現在、先生は講座を設け、自分の技術を広く伝えようとしている。ただ、冷やかしや不真面目な方、望ましくない方の参加を防ぐため、高い料金設定で受け付けている。「私の催眠技術を高く評価してくださる方のみに伝えていこうと思っています」(井手先生)。

■電話での催眠療法(催眠カウンセリング)への対応

 先生は催眠療法に大いなる自信を持ち、それを証明するだけの実績をあげている。本書を読んでぜひ、催眠療法を受けてみたい、自分のトラウマを排除したいと多くの方が考えることだろう。
 だが、先生の事務所は福岡市である。本州や北海道などからはいかにも遠い。交通費・宿泊費と、催眠面接費以外に多額な費用がかかる。それだけではなく、症状に対する予期不安で外出に支障をきたしていて、催眠療法を受けに乗り物に乗って物理的に移動できない人も多いに違いない。
 そのような方々のために、先生は電話での催眠療法(催眠カウンセリング)にも対応している。「移動が困難な方はもちろん、電話による相談を、自宅でくつろぎ、気楽に定期的に分けて受けたい方にも適しています。どのようなお悩みのご相談でも結構です」(井手先生)。確かにこれであれば、自宅において、ゆっくりとリラックスし、気楽に相談を受けることができる。出向くという、時間的・経済的負担を大きく低減できる。
books.jpg電話による催眠療法(催眠カウンセリング)は事前に日時の予約が必要。10分刻みで、申し込まれている時間から予約を受け付ける。これで井手先生への催眠療法や相談が一気に身近になる。(パソコンのネット)回線を使ったテレビ電話にも対応している
 「もし、あなたが精神的な悩みに苦しんでいるとすれば、一日も早く苦痛から解放され、元気になって、生きがいある人生を歩んで欲しいと願っています。皆さんが、正しく効果的な療法を受けられることを心から願っています。諦めないでください。心の病は治せるのです。あらゆる精神的苦痛も解決できるのです。マインド・サイエンスまでご相談ください」と、先生は強く訴えた。