HOME > 読者の質門への返答 Ⅱ

「自己洗脳のすすめ」読書後のご質問は、お気軽にメール下さい。
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質問:私は職場の人間関係に苦しみ仕事を辞めてしまっているので、朝出勤で早く起きる必要がありません。先生の本を読む前は、ひきこもり状態で社会復帰などできっこないと自暴自棄になって過ごしていました。しかし、自分が変わっていけるものなら早く自己改善して、新たな仕事を見つけようという意欲が沸き起こってきました。自分の生まれつきの性格など変わりっこないと、生きることを諦めかけていた時に先生の本と出会えました。そうして自分の性格がトラウマから来ていることに気づかされました。そうと分かれば、一時も早く効果を上げたいので、一日に何時間でもイメージトレーニングと夢への潜入を続けてもよろしいのでしょうか?脳への影響を考えて、何時間以上継続してはダメだとか、注意点があるのでしょうか?どうかご指導下さい。

返答:本の中でも説明しておりますが、性格は“トラウマ”という環境要因で作られる要素が大きく、生まれつきだと勘違いして受け入れてしまい、嘆くことでさらに悪化させてしまうことがよくあります。あなたの場合もそのケースでしたら、変わっていくことができます。現状において、時間がじゅうぶんにあるようでしたら、何時間も持続し訓練されてかまいません。催眠の世界も持続催眠といって、催眠状態に誘導したりまた解いたりを何時間も繰り返すことで、催眠状態を深めて暗示の持続を強烈に強化していくことがあります。しかし一般的には、時間がある時には長くても2〜3時間かけて「意識ある眠り」の中で自己イメージの改善を繰り返します。どちらにしても注意しなければならないことは、その夢への潜入の時間の中で意識が薄れ眠り込む時間が長くなり過ぎると、惰眠となってしまい、その夜の寝付きが悪くなってしまいます。その点はご注意下さい。もちろん出勤の必要がなく、昼夜逆転してもかまわないようでしたら、徹底的に「自分洗脳」を実践されて下さい!! 無動

質問:年のせいもあって、夜中に最低一度はトイレに起きるのですが、トイレから戻った後の眠りに入る前に夢への潜入をやってもよいものでしょうか。お教え下さい。

返答:夢への潜入は睡眠中いつ実践されてもかまいません。ただし、普段トイレから戻るとそのまま眠ってしまわれていると思います。その眠りを妨げて、そこに意識を介入すれば、しかも長い時間夢の中に潜入して意識を介在させ続けているとその時間分が寝不足になる可能性がありますのでご用心下さい。本来の睡眠時間内でイメージトレーニングや夢への潜入を実践される場合は、寝不足にならないように、起きる時間を遅らせて下さい。 無動

質問:本を読ませていただき、願望を叶えるトレーニングに励んでいます。しかし、すぐ後にも「もし叶わなかったらどうしよう・・・」という気持が襲ってきます。これでは効果がなくなるように思いますが大丈夫でしょうか?よろしくお願いします。

返答:自分自身に暗示を与えたり、イメージトレーニングを行ったりした直後に願いが叶うことはありません。それゆえに、自己の無意識に働きかけたものの、本当に効果が出なかった場合どうしようという不安が沸き起こることは当然です。深刻な悩みや願望であった場合はなおさらでしょう・・・。しかしながら、そうした不安な感情を意識したらすぐに、具体的に実現を支えるための努力できる方策がないかを考えて下さい。少しでも無意識からの願望実現に役に立つ何らかの努力や工夫を模索することは、将来に備えるためにも必要なことであり価値があります。そうしていると、別のことをしているときにフッと解決策やアイデアが浮かぶこともあります。そうしたひらめきも、無意識からの返答なのです。そこに、道が開け、願いが叶う答えがあります。